◎小言社長のアドバイス
この他にも結び方は存在しますが、どの結び方にも共通して言えることは、結び目をワイシャツの襟にしっかりとつけること。ネクタイではこれが一番大事です。
なるほど~。んん? そういえば、ネクタイの長さってどれくらいが適当なんですか?
私が一番適当だと思うのはベルトのちょっと下くらいですね。長すぎるものも短すぎるものもあまり好ましくありません。
ふんふん、じゃあ色や柄は? これはダメっていうものは?
ネクタイの色や柄は、ワイシャツとのバランスを見る。そしてワイシャツはスーツとのバランスを見る。要するに、スーツとワイシャツとネクタイの3つのバランスが大事なのです。
ストライプが入ったスーツにストライプ柄のシャツ、それにストライプのネクタイは合わせませんよね。スーツにストライプが入っているなら、中のワイシャツは白、ネクタイはあまり強くない柄のものを。このようなバランスが大切です。
してはいけないネクタイ、それは黒や銀、白など冠婚葬祭の際に身につけるもの。これらをビジネスの際に着用してはいけません。あまりに派手な柄、色がきついものも避ける、これは当然おわかりですよね。
なるほど、そういや親父のタンスにはネクタイがたくさんあったなぁ。みんな結構地味だったけど、あれもバランスを考えた親父なりのおしゃれだったのかも。
そう、派手なものより案外地味なものの方が合わせやすいし、気に入って使ったりするんだよな。女性の皆さんも、もし贈り物でネクタイを選ぶならそのことを少し気にしてみてはいかがでしょうか。